Société d'histoire des relations nippo-françaises

会長挨拶

1971年、高橋邦太郎氏・富田仁氏・西堀昭氏など6名の研究者が学士会館に集まって、仏学に関する研究会を発足させることを確認したのが本学会のスタートである。以来41年、語学・歴史・文学の領域のみならず、その枠に入らないものも含めた日仏交流史を研究する学会として活動を行ってきた。学会創立の翌年、1972年から紀要『仏蘭西学研究』(既刊号38号)を発行、会員の研究発信の場としてきた(既刊全号が国立国会図書館などで閲覧できる)。また月例研究会(436回)、全国大会(36回)を開催し、会員および有志の研究発表の場となっている。とくに月例研究会の発表内容要旨は学会のホームページでも閲覧できるのでより多くの人々に研究内容を知ってもらえると思っている。
研究は幕末・近代を中心にしている。この間の来日フランス人、渡仏日本人の活動や文学・思想、創造精神の交流などの調査研究が中心になっているが、研究領域はまだ広げてよいだろう。たとえば、ジャポニスム研究は造園・奇術・人形など、美術以外の領域も本学会らしい研究となると思われる。若い研究者にも月例研究会への積極的な発表を呼びかけたい。日仏交流は150年を超えている。とくにその前半部分の解明は本学会に課せられたものだろう。『来日フランス人事典』『日仏交流史事典』などの刊行も本学会が目指すべきものだろう。会員および有志の皆さんのさらなる研究発表を期待したい。

2012年10月                 日本仏学史学会会長・元帝京平成大学教授    清水 勲

 

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