Société d'histoire des relations nippo-françaises

第496回

日 時 : 2019 年5月25日(土) 14:00~16:30
会 場 : 日仏会館 501 会議室
発表者 : 横堀 惠一
題 目 :「一明治人の見た普仏戦争」
司 会 : 池村俊郎(本学会会長)

元安芸藩士、渡六之介(後「正元」と改名)は、普仏戦争の開戦から休戦までの間(1870年7月から1871年1月)、パリに滞在し、ドイツ軍によるパリ包囲(フランス側からは「パリ籠城」)を経験し『巴里籠城日誌』等の記録を遺した。これら記録に示される、普仏戦争の原因、戦争中のパリ市民の反応、籠城中の市民の困窮、フランス軍の敗因等の一明治人の認識を紹介し、普仏戦争の欧州政治情勢、更には日本への影響を考察する。なお、当時、日本国内は、函館戦争が終結した明治維新直後であり、徳川幕府から外交関係を継承した明治政府が日本人外交官を欧州に派遣したのは、同戦争終結間際であった。問題提起を目的とする。

第495回

日 時 : 2019 年3 月23 日(土) 14:00~16:30
会 場 : 日仏会館 501 会議室
発表者 : 川島 瑞枝(本学会会員)
題 目 :「川島忠之助遺稿にみる 19 世紀末日欧交流の表と裏」
司 会 : 浜田 泉(本学会副会長)

*横浜正金銀行初代リヨン支店長川島忠之助の日記には, 国家の信用に関わるスキャン
ダルやフランス国税当局による突然の査察など,明治期日仏貿易の生々しい裏面が記さ
れていた.家計簿から窺い知れる駐在員の細々した生活の内幕,日本人旅行者の恥知らず
な行動,フランスの隣人たちの優しさ.家族の記録を通して,当時のリヨン,仏独間の外交
問題,不況にあえぐ各国情勢等,19 世紀末欧州の内実が伝わってこよう.

 

 

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